EXHIBITIONS
北城貴子 個展「white out」
北城貴子の個展「white out」がアートフロントギャラリーで開催される。
北城は1975年大阪府生まれ。2004年京都市立芸術大学大学院博士課程修了。2006年に公募で大原美術館のレジデンスプログラムARKOに選出され、光を描く風景画が一躍脚光を浴びた。また平面作家の登竜門であるVOCA展にも、2004年、2013年の2回にわたって参加。光あふれる木立や水辺、咲き乱れる花、雪、山などに描く対象を広げながら、独自のスタイルを確立している。
作家にとって、アートフロントギャラリーでの個展は約4年ぶり。タイトルの「white out」には、「光に包まれて見えなくなる」「感覚で感じる色や形に撃ち抜かれる」という意味合いを込めている。
一貫して「光」を描いていると語る北城は、下地材の加工から仕上げ材の光沢まで、様々な画材を丁寧に研究し作品を構成する。その作品群は、画面構成もさることながら「絵具」という物質の存在が、表層よりもこちら側へ「光」が迫って力強く作用しているように感じられる。
本展では、水面をモチーフに描いた新作の「white out」シリーズとあわせて、草木や花とともに光を描いた作品シリーズなど、20数点の作品を発表する。
北城は1975年大阪府生まれ。2004年京都市立芸術大学大学院博士課程修了。2006年に公募で大原美術館のレジデンスプログラムARKOに選出され、光を描く風景画が一躍脚光を浴びた。また平面作家の登竜門であるVOCA展にも、2004年、2013年の2回にわたって参加。光あふれる木立や水辺、咲き乱れる花、雪、山などに描く対象を広げながら、独自のスタイルを確立している。
作家にとって、アートフロントギャラリーでの個展は約4年ぶり。タイトルの「white out」には、「光に包まれて見えなくなる」「感覚で感じる色や形に撃ち抜かれる」という意味合いを込めている。
一貫して「光」を描いていると語る北城は、下地材の加工から仕上げ材の光沢まで、様々な画材を丁寧に研究し作品を構成する。その作品群は、画面構成もさることながら「絵具」という物質の存在が、表層よりもこちら側へ「光」が迫って力強く作用しているように感じられる。
本展では、水面をモチーフに描いた新作の「white out」シリーズとあわせて、草木や花とともに光を描いた作品シリーズなど、20数点の作品を発表する。