EXHIBITIONS

開館25周年記念 全館コレクション展

これらの時間についての夢

2022.09.25 - 2023.01.15

清水登之 丘に憩う 1933

ペーター・ベーレンス 電気時計「シンクロン」 1907〜08

大巻伸嗣 Echoes-Infinity /2018 「深みへ‐日本の美意識を求めて‐」展 (ロスチャイルド館、パリ、2018)での展示風景

 改修工事のため休館していた宇都宮美術館が再開館。開館25周年記念として、全館を使ったコレクション展「これらの時間についての夢」を開催している。

 宇都宮美術館は、20世紀以降の美術・デザイン作品を中心に約6800点の作品を収蔵。例年3回コレクション展を開催し、様々な切口によってその魅力を紹介してきた。

 今回は、1997年の開館から現在に至るまで、同館に収蔵されている名品200点あまりを、「時間」というテーマで多角的に展覧する。

 コレクションからの出品作家は、荒井孝、五百城文哉、猪熊弦一郎、上野山清貢、海老原喜之助、恩地孝四郎、亀倉雄策、川上澄生、川島理一郎、佐藤時啓、里見勝蔵、里見宗次、杉浦非水、高橋由一、辰野登恵子、谷中安規、ラウル・デュフィ、難波田龍起、灰野文一郎、パウル・クレー、長谷川利行、ペーター・ベーレンス、松本竣介、松本哲男、マルク・シャガール、やなぎみわ、山田正亮、吉原治良、米陀寬、ルネ・マグリット、ワシリー・カンディンスキーほか。

 また特別展示として、大巻伸嗣、髙橋銑、力石咲のアーティスト3名が本展のために手がけた新作を公開している。