EXHIBITIONS

オートモアイ 個展「名前を忘れることで距離をとっていた」

2022.09.16 - 10.08

© Automoai

 オートモアイが、TAV GALLERYでは約3年ぶりとなる個展「名前を忘れることで距離をとっていた」を開催する。

 オートモアイは2015年からモノクロでの作品の制作を開始。18年からはカラーも多用し、匿名性の高い「存在」が画面に佇んでいるような作風で知られる。極めて客観的でもありながらパーソナルな情景にも見えてくるその作風は、人間同士の関係性や、作品と鑑賞者の関係性を表現している。

 血縁関係の歴史から「真の個人史」を描く本展。地続きな物語が展開された大型キャンバスを、前期と後期で入れ替えて展示する。

 佐藤栄祐(TAV GALLERYディレクター)は、「本展の狙いはオートモアイが現実の死を直視することと、伝承された名と、イメージとして創作された名の距離を縮め、実の血縁関係にあった家族の歴史を辿ることによって、真の個人史を成立させることにある」とステイトメントのなかで書いている。