EXHIBITIONS

片山高志 個展「矩形の庭」

片山高志 gesture 2022

片山高志 observation 2022

片山高志 anomaly 2021

片山高志 stubble 2022

片山高志 empty 2021

 アーティスト・片山高志の新作個展「矩形の庭」が、京都岡崎 蔦屋書店店内の「GALLERY EN ウォール」で開催される。

 片山は1980年岡山市生まれ。高校卒業後に独学で絵画を制作。「自然と人工物」「意味のあるものとないもの」といった相反するものの対比をテーマに描き、個展やグループ展を通して精力的に発表を続けてきた。

 日々の生活のなかで生じる様々な摩擦から得られる、その時々の感覚を脈絡無く作品にとどめたいという思いを持つ片山。京都での初個展となる本展では、新作11点を含む全17点を展示する。

「矩形の庭」と題された今回は絵画作品そのものを「矩形」とし、同時に作中のモチーフとしても扱っている。また、絵画を眺めるという行為自体を人間的な行為としたときに、作家が提示できる「自然」の範囲を「庭」と表現。相反するものの対比をテーマに描き、作品を通じて見る者の創造力と探求心を喚起する。

 なお展示作品は、京都岡崎 蔦屋書店の店頭および、オンラインストア「OIL by 美術⼿帖」にて販売される。