EXHIBITIONS

安元亮祐 展「蒼い風に吹かれて」

2022.09.05 - 09.22

安元亮祐 展「蒼い風に吹かれて」より

安元亮祐 展「蒼い風に吹かれて」より

 画廊香月では、安元亮祐の個展「蒼い風に吹かれて」が開催される。

 安元は兵庫県姫路市生まれ。幼い頃に画家を志し、学生時代から独特の色彩感覚が際立つ作品で頭角を現した。美しいブルーグレイは安元グレイと呼ばれる。初期作には、サーカスやマリオネットのピエロ、フルートやトランペットを奏でるジプシー、枯れた花、楽園、降り注ぐ雨などが描かれている。

 主な受賞歴に、安田火災美術財団奨励賞(1988)、セントラル美術館油絵大賞展・佳作賞(1989)、第27回昭和会展(日動画廊主催)昭和会賞。舞台美術に『RASYOMON烏・風の迷路』『コクトーの遺言』『オルフェウス』ほか多数。画廊香月では、オープニング作家として1991年以降、ほぼ毎年個展を開催してきた。

 その幻想的な世界で多くのファンを魅了している安元。本展は、作家にとって2年ぶりの新作展となる。