EXHIBITIONS

チャールズ・ウォーゼン

みて さわって つくって beyond my fingertips

チャールズ・ウォーゼン Bristle 2018 参考画像

チャールズ・ウォーゼン Red Bloom 2012 撮影=鹿田義彦 参考画像

チャールズ・ウォーゼン blue dream 2021 参考画像

チャールズ・ウォーゼン Dogtoy 1 2015 撮影=鹿田義彦 参考画像

展示風景より 撮影=友枝望

 アートギャラリーミヤウチでは、広島在住のアーティスト、チャールズ・ウォーゼンによる展覧会「みて さわって つくって beyond my fingertips」が開催されている。

 ウォーゼンは1958年アメリカ・ボストン生まれ。86年ロードアイランド・スクールオブデザイン大学院美術研究科彫刻専攻修了。その後、東京藝術大学大学院彫刻科研究生を経て、2005年までドイツ・ケルンで活動した。09年からは広島市立大学芸術学部彫刻専攻にて勤務し、同大学教授。主な展示歴として、瀬戸内国際芸術祭2016(香川)、対馬アートファンタジア(長崎)、個展に府中市美術館(東京)、白土舎(名古屋)、Galerie Gabriele Rivet(ドイツ)などがある。

 プラスチック、ポリウレタン、ゴムなど様々な素材や日用品を使って生き物のような、おもちゃのような作品をつくるウォーゼン。遊びごころが感じられる愛らしさと、少し怪しげな様子の作品たちは、思わずふれたくなるような魅力を放っている。

 今回の展示は、「指先の向こう」を意味する「beyond my fingertips」をタイトルにつけ、ウォーゼンの作品を見るだけではなく、実際に手でふれながら目や指先を通して鑑賞することを提案。また鑑賞後は創作コーナー「新しい生き物をつくろう」にて、粘土を使った創作も楽しむことができる(※ただし、一部触ることができない作品が含まれる)。