EXHIBITIONS
深地宏昌 展示「NATURE/CODE/DRAWING in KYOTO」
深地宏昌による展示「NATURE/CODE/DRAWING in KYOTO」が京都岡崎 蔦屋書店店内のGALLERY EN ウォールで開催される。
1990年生まれ、大阪府出身の深地は「プロッタードローイング(Plotter Drawing)」を用いて新しい表現領域に挑戦するデザイナーであり、グラフィック・リサーチャー(視覚表現研究者)。「プロッター」とはベクターデータを変換・出力する機器のことで、「プロッタードローイング」はデジタルとリアルの境界に生じる偶発的表現をつくり出す手法だ。
深地は京都工芸繊維大学大学院デザイン学専攻にて、デザインの方法論や理論を学ぶなかで「作品の構造的な面白さ」を重要視するようになったといい、同時に伝統工芸に取り組む職人の仕事にふれることで「視覚的な美しさ」を表現することの重要性も意識するようになったという。そうした右脳的な学びと左脳的な学びの両方を同時期にインプットした経験が、深地のものづくりへの純粋な想い、プロのこだわりを大切にする現在の姿勢につながっている。
また深地は、「テクノロジーと人間はどのように付き合っていくべきなのか」を制作テーマのひとつとして掲げている。プロッタードローイングを通してデジタルとフィジカルの境界を探り、アナログ表現の奥行きを伝え、機械的な表現と人間的な表現の融合についてもフォーカスしようとしている。
2017年には、AからZまでをそれぞれのイメージに合わせた質感で描いた作品「UNCONTROLLED TYPES by Plotter Drawing」が、カンヌライオンズなど海外のアワードで多数受賞。21年には作品「4D DRAWING」で日本タイポグラフィ年鑑で受賞するなど、プロッタードローイングによって生み出された作品は、これまで国内外で高い評価を得ている。
「NATURE/CODE/DRAWING」と題された本展では、プログラマー・アルゴリズミックデザイナーである堀川淳一郎の協力のもと、今年7月に渋谷ヒカリエで開催・好評を得た同名の展覧会のなかから10点を厳選して展示。また会場にはプロッターが設置され、実際に制作の様子を見ることができる。
なお展示作品は、京都岡崎 蔦屋書店店頭およびオンライン「OIL by 美術手帖」にて販売される。
1990年生まれ、大阪府出身の深地は「プロッタードローイング(Plotter Drawing)」を用いて新しい表現領域に挑戦するデザイナーであり、グラフィック・リサーチャー(視覚表現研究者)。「プロッター」とはベクターデータを変換・出力する機器のことで、「プロッタードローイング」はデジタルとリアルの境界に生じる偶発的表現をつくり出す手法だ。
深地は京都工芸繊維大学大学院デザイン学専攻にて、デザインの方法論や理論を学ぶなかで「作品の構造的な面白さ」を重要視するようになったといい、同時に伝統工芸に取り組む職人の仕事にふれることで「視覚的な美しさ」を表現することの重要性も意識するようになったという。そうした右脳的な学びと左脳的な学びの両方を同時期にインプットした経験が、深地のものづくりへの純粋な想い、プロのこだわりを大切にする現在の姿勢につながっている。
また深地は、「テクノロジーと人間はどのように付き合っていくべきなのか」を制作テーマのひとつとして掲げている。プロッタードローイングを通してデジタルとフィジカルの境界を探り、アナログ表現の奥行きを伝え、機械的な表現と人間的な表現の融合についてもフォーカスしようとしている。
2017年には、AからZまでをそれぞれのイメージに合わせた質感で描いた作品「UNCONTROLLED TYPES by Plotter Drawing」が、カンヌライオンズなど海外のアワードで多数受賞。21年には作品「4D DRAWING」で日本タイポグラフィ年鑑で受賞するなど、プロッタードローイングによって生み出された作品は、これまで国内外で高い評価を得ている。
「NATURE/CODE/DRAWING」と題された本展では、プログラマー・アルゴリズミックデザイナーである堀川淳一郎の協力のもと、今年7月に渋谷ヒカリエで開催・好評を得た同名の展覧会のなかから10点を厳選して展示。また会場にはプロッターが設置され、実際に制作の様子を見ることができる。
なお展示作品は、京都岡崎 蔦屋書店店頭およびオンライン「OIL by 美術手帖」にて販売される。



