EXHIBITIONS

サントリー美術館名品展

佐竹本・三十六歌仙絵から円山応挙、エミール・ガレまで

2022.07.16 - 08.16, 2022.08.18 - 09.11

円山応挙 青楓瀑布図 一幅 江戸時代 1787(天明7) サントリー美術館蔵

 秋田県立近代美術館では、「サントリー美術館名品展―佐竹本・三十六歌仙絵から円山応挙、エミール・ガレまで」が開催されている。

 東京・六本木にあるサントリー美術館は、60年を越える歴史を持ち、多くの人々に親しまれてきた。「生活の中の美」という基本理念のもと、「美を結ぶ。美をひらく。」をミュージアムメッセージとして掲げ、わかりやすい切り口による質の高い展覧会を開催している。

 また同館の長い活動のなかで形成されたコレクションは、絵画・陶磁・漆工・染織など日本の古美術から東西のガラスまで、国宝1件、重要文化財15件、重要美術品21件を含め約3000件におよぶ。

 本展では、サントリー美術館のコレクションから選りすぐりの優品約50件を紹介しており、8月18日から始まる後期展示では、伊藤若冲や歌川広重、円山応挙といった江戸時代に活躍した著名な絵師たちによる絵画を展示。さらには「生活の中の美」の象徴である日本の工芸やアール・ヌーボーを代表するフランスの作家エミール・ガレのガラス作品など、サントリー美術館が所蔵する珠玉の名品が揃う。