EXHIBITIONS

"Signals" Drawing Tube

2022.07.07 - 07.31

Photo by ca o studio

Photo by ca o studio

 NADiff a/p/a/r/tでは、「Drawing Tube (ドローイングチューブ)」から刊⾏される作品集『Signals』の出版記念展を開催する。

 Drawing Tubeはアーティストの鈴木ヒラク、中原一樹らがメンバーとして運営する国際的プラットフォーム。「ドローイング」というキーワードを介して、様々な分野を巻き込んだイベント、レクチャー、展示などを不定期で行う。そして出版活動を通じてそのアーカイヴを開示することで、「描くこととはなにか」という根源的な問いに対する議論を喚起し、変容し続ける現在進行形のドローイングの可能性について考えている。

 2020年春、Drawing Tubeはコロナウイルスによるパンデミックをきっかけに、「Signals」というプロジェクトをスタートさせた。世界中の様々な環境の下で制作を続けるアーティストたちとプロジェクトを継続し、約2年間で30組が参加。非常事態下のそれぞれのヴィジョンや思考を、イメージと短いテキストという形式で、Drawing TubeのウェブサイトやInstagramにて共有した。

 今回刊行される作品集『Signals』は同名プロジェクトのアーカイヴであり、ある時代の転換期においてアーティストたちが日常のなかで手や目を動かした、小さな軌跡の集合体だ。なお出版に際し、ドイツ人キュレーターのヤン・フィリップ・フリューゾルゲによる「危機の時代のドローイング」を問うテキストも収録される。

 今回の出版記念展では、31名の参加作家のなかから17名による小型ドローイング作品を展示。会期中には鈴⽊ヒラクと中原⼀樹によるトークイベントも実施される。

 出展作家は、安部典子、イボンヌ・アンドレイニ、ヴァネッサ・エンリケス、藤瀬朱里、ダニエル・ジラルディ、トマソ・ゴーラ、モニカ・グルツィマラ、シュ・ジオン、シクステ・カキンダ、小金沢健人、ニコル・レンジ、アンネ・ムンド、中原一樹、進藤詩子、鈴木ヒラク、ディ・タゴワスカ、ゲーリー・ワーナー。