EXHIBITIONS
「SCENE」by 矢入幸一
GALLERY TARGETでは、アーティスト・矢入幸一の個展「SCENE」を開催する。
矢入は1992年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。主にモノクロでオールドカートゥーンスタイルのペインティングを描くことで知られるが、作品はその表層的な印象に収まらないの独自の世界観を持ち合わせている。これまでロンドン、韓国、日本など国内外で個展を開催。いっぽうクライアントワークでは、レコードジャケット、キャラクターデザイン、アパレルなどへのアートワークの提供などグラフィックアートを軸に活動中だ。
矢入はモチーフの立体性を強調せず、いくつかの平面的なレイヤーを重ねてひとつの画面を構成する。そしてスプレー、アクリル絵具、プリンタ出力などのデジタルとアナログを織り交ぜたテクスチャーの異なった複数のメディアを用い、典型的なオールドカートゥーンスタイルからその先の自身の表現へと足を踏み入れている。画面のなかでワンポイントで使われるカラーにおいても、作品の印象を変化させるひとつの要因として重要な役割を果たしている。矢入の手法自体は非常にシンプルであるにもかかわらず、そこから生み出されるわずかな差異によって見る者の感覚、作品の印象や時代感を変えてしまう画面をつくり出している。
本展では、現代社会にあふれる情報のような、断片的で細切れにされたシーンを描き出した作品を展示。カートゥーンのワンシーンを思わせる作品は、私たちにそのシーンにまつわる様々なストーリーを想像させてくれる。
矢入は1992年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。主にモノクロでオールドカートゥーンスタイルのペインティングを描くことで知られるが、作品はその表層的な印象に収まらないの独自の世界観を持ち合わせている。これまでロンドン、韓国、日本など国内外で個展を開催。いっぽうクライアントワークでは、レコードジャケット、キャラクターデザイン、アパレルなどへのアートワークの提供などグラフィックアートを軸に活動中だ。
矢入はモチーフの立体性を強調せず、いくつかの平面的なレイヤーを重ねてひとつの画面を構成する。そしてスプレー、アクリル絵具、プリンタ出力などのデジタルとアナログを織り交ぜたテクスチャーの異なった複数のメディアを用い、典型的なオールドカートゥーンスタイルからその先の自身の表現へと足を踏み入れている。画面のなかでワンポイントで使われるカラーにおいても、作品の印象を変化させるひとつの要因として重要な役割を果たしている。矢入の手法自体は非常にシンプルであるにもかかわらず、そこから生み出されるわずかな差異によって見る者の感覚、作品の印象や時代感を変えてしまう画面をつくり出している。
本展では、現代社会にあふれる情報のような、断片的で細切れにされたシーンを描き出した作品を展示。カートゥーンのワンシーンを思わせる作品は、私たちにそのシーンにまつわる様々なストーリーを想像させてくれる。