EXHIBITIONS
藤本由紀夫
STARS
1950年に名古屋市で⽣まれ、2001年と07年にヴェニスビエンナーレに出品、同年に国⽴国際美術館、⻄宮市⼤⾕記念美術館、和歌⼭県⽴近代美術館にて個展を同時開催するなど、関⻄を中⼼に国際的な活動を続けている藤本由紀夫。70年代を⾳楽スタジオで過ごした藤本は、「⾳とモノ」を出発点とし、聴覚、視覚、嗅覚、触覚を喚起する作品を制作してきた。
本展では、54個のオルゴールが1音ずつ音を奏でる代表作《STARS》を新しいシュウゴアーツの空間において配置する。タイトルの「STARS」は、夜空に浮かぶ一つ一つの星をつなぎ合わせ星座の物語をつくった人間の視覚認識に基づいており、1音ずつランダムに発生する音を頭のなかで和音に構成し直し、パターンやメロディーとして聞かずにはいられない人間の聴覚の可能性を示唆する。
本展では、54個のオルゴールが1音ずつ音を奏でる代表作《STARS》を新しいシュウゴアーツの空間において配置する。タイトルの「STARS」は、夜空に浮かぶ一つ一つの星をつなぎ合わせ星座の物語をつくった人間の視覚認識に基づいており、1音ずつランダムに発生する音を頭のなかで和音に構成し直し、パターンやメロディーとして聞かずにはいられない人間の聴覚の可能性を示唆する。


