EXHIBITIONS
飯沼英樹 個展「Pro File Picture」
SNOW Contemporaryは、飯沼英樹による個展「Pro File Picture」を開催する。
飯沼は2002年に愛知県立芸術大学大学院を卒修了後、ナント国立美術大学(フランス)に入学し、2006年までヨーロッパ各地を拠点に活動してきた木彫作家だ。これまで一貫して、最新のファッションに身を包みしたたかに現代を生きる女性の強さを表現してきた。時代の空気感も含めて表された作品からは、社会に対する独自の解釈が提示されている。
新型コロナウイルスの感染拡大を契機に私たちを取り巻く社会環境は大きく変わった。とくに、新たなコミュニケーションのツールやシステムが社会に浸透したことで、人と社会のつながりに急激な変化が生じた。そこで私たちがコミニュケーションに用いているSNS、またメタバースといった仮想の場において自身を存在させるには、アバターや自身の証明写真などのツールを使って「新たな自分(Pro File Picture)」を構築することが必要となっている。
飯沼はこうした「Pro File Picture」を駆使することにより、コミュニティの一員であることの証明を重ね、積極的に自らの存在や意思を表明する人々のなかに、新鮮な力強さや美しさを見出した。本展「Pro File Picture」では、女性像の新作を発表する。
飯沼が新たに表現する女性像を通じて、現代における人と社会の在り方を再考する機会になればとしている。
飯沼は2002年に愛知県立芸術大学大学院を卒修了後、ナント国立美術大学(フランス)に入学し、2006年までヨーロッパ各地を拠点に活動してきた木彫作家だ。これまで一貫して、最新のファッションに身を包みしたたかに現代を生きる女性の強さを表現してきた。時代の空気感も含めて表された作品からは、社会に対する独自の解釈が提示されている。
新型コロナウイルスの感染拡大を契機に私たちを取り巻く社会環境は大きく変わった。とくに、新たなコミュニケーションのツールやシステムが社会に浸透したことで、人と社会のつながりに急激な変化が生じた。そこで私たちがコミニュケーションに用いているSNS、またメタバースといった仮想の場において自身を存在させるには、アバターや自身の証明写真などのツールを使って「新たな自分(Pro File Picture)」を構築することが必要となっている。
飯沼はこうした「Pro File Picture」を駆使することにより、コミュニティの一員であることの証明を重ね、積極的に自らの存在や意思を表明する人々のなかに、新鮮な力強さや美しさを見出した。本展「Pro File Picture」では、女性像の新作を発表する。
飯沼が新たに表現する女性像を通じて、現代における人と社会の在り方を再考する機会になればとしている。