EXHIBITIONS

国立国際美術館コレクション 現代アートの100年

ハロー、アート!世界に夢中になる方法

ジュリアン・オピー ファイルを持つヒロフミ 2005 国立国際美術館蔵
© Julian Opie Courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY

ヴォルフガング・ティルマンス フライシュヴィマー(自由な泳ぎ手)24 2003
© Wolfgang Tillmans Courtesy Wako Works of Art

加藤翼 言葉が通じない(ラムダプリント) 2014 撮影=坂倉圭一

小沢さかえ 世界の秘密は蜜の味 2008
© Sakae Ozawa Courtesy of MORI YU GALLERY

「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年 ハロー、アート!世界に夢中になる方法」が大分県立美術館で開催されている。

 大阪・中之島に位置する国立国際美術館は、1977年より、国内外の優れた現代美術を発信する美術館として、収集・保管・展示活動を行ってきた。

 本展は、同館の名品・優品を国内各地において紹介する巡回展で、広島県立美術館に続き大分県立美術館で開催中。ポール・セザンヌに始まり、ヴァシリー・カンディンスキーやマルセル・デュシャンらによる抽象絵画や概念芸術の動き、アンディ・ウォーホルら第二次世界大戦後に登場するポップ・アートや、ゲルハルト・リヒター、ヴォルフガング・ティルマンスなどドイツを中心とした新しい表現の数々、さらには映像やインスタレーションなど多様化する2000年以降のアートまで、大きく変容する100年あまりの美術の流れをたどる。