EXHIBITIONS
フリオ・アナジャ・キャバンディング「Tales」
NANZUKA 2Gはスペイン人アーティスト、フリオ・アナジャ・キャバンディングの個展「Tales」を開催している。
キャバンディングは1987年スペイン・マラガ生まれ、現在も同地を拠点とするアーティスト。これまでアメリカ、香港、イタリア、オランダなどで個展を開催。日本では近年、グループ展「Prism」(NANZUKA UNDERGROUND、東京、2021)に参加した。
古典時代から現代の歴史的な絵画を、使い古したダンボールや木の板、壁などに描いた作品で知られるキャバンディングの作品は、絵画をどこまで身近な存在にするかをテーマとした作家自身の探求に基づいている。その作品は、模写やアプロプリエーションアートといった文脈から、さらにストリートアート、アートにおける素材の問題といったテーマを複合的にとらえ、現在の美術館やアカデミズムを頂点とするアートの在り方に一石を投じようとしている。
作家にとって日本初個展となる本展では、キャバンディングと同じ郷土マラガが生んだ20世紀の巨匠、パブロ・ピカソの作品を描いた新シリーズを発表する。
キャバンディングは1987年スペイン・マラガ生まれ、現在も同地を拠点とするアーティスト。これまでアメリカ、香港、イタリア、オランダなどで個展を開催。日本では近年、グループ展「Prism」(NANZUKA UNDERGROUND、東京、2021)に参加した。
古典時代から現代の歴史的な絵画を、使い古したダンボールや木の板、壁などに描いた作品で知られるキャバンディングの作品は、絵画をどこまで身近な存在にするかをテーマとした作家自身の探求に基づいている。その作品は、模写やアプロプリエーションアートといった文脈から、さらにストリートアート、アートにおける素材の問題といったテーマを複合的にとらえ、現在の美術館やアカデミズムを頂点とするアートの在り方に一石を投じようとしている。
作家にとって日本初個展となる本展では、キャバンディングと同じ郷土マラガが生んだ20世紀の巨匠、パブロ・ピカソの作品を描いた新シリーズを発表する。