EXHIBITIONS
中井菜央「雪の刻」
京都にオープンしたギャラリー・PURPLEの展覧会第3弾は、中井菜央の個展「雪の刻」を開催する。
中井は1978年滋賀県生まれ。2004年に写真家を志望し上京。2006年に日本写真芸術専門学校を卒業後、作家活動をスタートさせた。近年の個展に「雪の刻」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2022)など。これまで個展の開催、グループ展への参加多数。赤々舎より作品集『繡』『雪の刻 / THE TIME RULED BY SNOW』を上梓している。
東京に在住する中井だか、2015年より毎冬100日を新潟県津南町で過ごし、撮影を続けてきた。また津南町に隣接する十日町市や、世界有数の豪雪地帯である長野県栄村でも写真を撮ってきた。
本展では、津南町を撮影地とした「雪の刻」シリーズより、2022年に制作された作品を中心に展示。中井は「私は本作で、人が与えた地名も地境も消えた『この地』のビジョンで『雪が律する時間』を表現しようとしました。展示空間では、時間の渦巻くような流れとその響に包まれる感覚を共有したいと思っています」と述べている。
本展は「雪」と「時間」をめぐる集大成、凍結したような写真とそれらの構成のなか宿る雪の重層的な時間の厚みを体験できる機会となる。
中井は1978年滋賀県生まれ。2004年に写真家を志望し上京。2006年に日本写真芸術専門学校を卒業後、作家活動をスタートさせた。近年の個展に「雪の刻」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2022)など。これまで個展の開催、グループ展への参加多数。赤々舎より作品集『繡』『雪の刻 / THE TIME RULED BY SNOW』を上梓している。
東京に在住する中井だか、2015年より毎冬100日を新潟県津南町で過ごし、撮影を続けてきた。また津南町に隣接する十日町市や、世界有数の豪雪地帯である長野県栄村でも写真を撮ってきた。
本展では、津南町を撮影地とした「雪の刻」シリーズより、2022年に制作された作品を中心に展示。中井は「私は本作で、人が与えた地名も地境も消えた『この地』のビジョンで『雪が律する時間』を表現しようとしました。展示空間では、時間の渦巻くような流れとその響に包まれる感覚を共有したいと思っています」と述べている。
本展は「雪」と「時間」をめぐる集大成、凍結したような写真とそれらの構成のなか宿る雪の重層的な時間の厚みを体験できる機会となる。





