EXHIBITIONS

大川心平 個展「子は宙を撃ち、鳥が高く鳴く」

大川心平 子は宙を撃ち、鳥が高く鳴く 2022

大川心平 点滅する道を踊るように歩け 2022

 画家・大川心平の個展「子は宙を撃ち、鳥が高く鳴く」が京都岡崎 蔦屋書店のギャラリースペースで開催される。

 ⼤川は1983年東京都⽣まれ。記憶から呼び起こされた様々なモチーフをキャンバスに散りばめ、ファンタジックで重層的な風景を描いている。2009年に東京藝術大学大学院修士課程油画を修了後、東京とソウルを中心に国内外で精力的に作品を発表。パブリックコレクションとして作品が光州市⽴美術館(韓国)に収蔵されている。

 京都で初の個展となる本展は、「子は宙を撃ち、鳥は高く鳴く」と題し、新作2点を含めた近作群を展示。油彩による精緻な描写に支えられながら、記憶のなかに残る風景や個⼈史、美術史の断⽚を多層的に表現する大川の作品世界を紹介する。

 なお作品の販売は、京都岡崎 蔦屋書店の店頭および、オンラインアストア「OIL by 美術⼿帖」でも行われる。