EXHIBITIONS
幸田千依「ひとつの窓と11枚の絵」
画家・幸田千依の新作個展「ひとつの窓と11枚の絵」がLOKO GALLERYで開催される。
幸田は1983年東京都生まれ。2007年に多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業。多数の視点が1枚の絵画上へ統合される作品を制作してきた。本展では幸田が2018年に開催した個展から、出産を経て、コロナ禍での子育てという大きな環境の変化のなかで描いた作品を展示する。
2018年に発表された幸田の作品には、ビルの谷間にうごめく人間のエネルギーや、夜景が映し出す生活の営みなど、渋谷駅近くを歩き回って着想を得たモチーフが見られた。しかし今回は、自宅の部屋から見える家族の洗濯物が風にそよいでいる姿を観察し、10枚のドローイングを描き、11枚目の本作を完成させている。
どのような環境下にあっても、その時々の暮らしのなかに現れる景色を見つめることで制作を続けてきた幸田。制作のなかで起こる葛藤や試行錯誤を繰り返して促される内省の旅のプロセスをすべて公開し、景色のなかにある本質を見つけ出す展覧会となる。
幸田は1983年東京都生まれ。2007年に多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業。多数の視点が1枚の絵画上へ統合される作品を制作してきた。本展では幸田が2018年に開催した個展から、出産を経て、コロナ禍での子育てという大きな環境の変化のなかで描いた作品を展示する。
2018年に発表された幸田の作品には、ビルの谷間にうごめく人間のエネルギーや、夜景が映し出す生活の営みなど、渋谷駅近くを歩き回って着想を得たモチーフが見られた。しかし今回は、自宅の部屋から見える家族の洗濯物が風にそよいでいる姿を観察し、10枚のドローイングを描き、11枚目の本作を完成させている。
どのような環境下にあっても、その時々の暮らしのなかに現れる景色を見つめることで制作を続けてきた幸田。制作のなかで起こる葛藤や試行錯誤を繰り返して促される内省の旅のプロセスをすべて公開し、景色のなかにある本質を見つけ出す展覧会となる。