EXHIBITIONS
加納光於「《胸壁にて》1980-82」
ギャルリー東京ユマニテで、加納光於の個展「《胸壁にて》1980-82」が開催。現在も精力的に制作に挑む、加納の油彩の原点ともいえる「胸壁にて」シリーズを公開する。
1933年生まれの加納は、独学で銅版画を学び、50年代半ばから作品を発表。60年代にはリュブリアナ国際版画ビエンナーレ、東京国際版画ビエンナーレなど数々の国際展で評価を高め、日本を代表する作家のひとりとなった。
初期の作品は植物や生物を思わせるモノクロームの銅版画を中心に制作。その後、メタルプリント、リトグラフ、オブジェなどを発表するとともに、瀧口修造や大岡信ら詩人とのコラボレーション、舞台美術、ブックワークなど幅広い活動を行う。80年代からは色彩豊かな油彩の制作を開始。近年では愛知県美術館(2000)、神奈川県立近代美術館 鎌倉(2013)、CCGA現代グラフィックアートセンター(福島、2017)で個展を開催した。
本展では、それまで版画作品を制作していた加納が、初めて油彩を発表した個展(アキライケダギャラリー、名古屋、1980)の出品作「胸壁にて」シリーズを紹介。さらに、油彩による美術館初個展(北九州市立美術館、1983)で展示された作品も並ぶ。本シリーズの油彩作品30数点がまとまって揃う展覧会は40年ぶり。
1933年生まれの加納は、独学で銅版画を学び、50年代半ばから作品を発表。60年代にはリュブリアナ国際版画ビエンナーレ、東京国際版画ビエンナーレなど数々の国際展で評価を高め、日本を代表する作家のひとりとなった。
初期の作品は植物や生物を思わせるモノクロームの銅版画を中心に制作。その後、メタルプリント、リトグラフ、オブジェなどを発表するとともに、瀧口修造や大岡信ら詩人とのコラボレーション、舞台美術、ブックワークなど幅広い活動を行う。80年代からは色彩豊かな油彩の制作を開始。近年では愛知県美術館(2000)、神奈川県立近代美術館 鎌倉(2013)、CCGA現代グラフィックアートセンター(福島、2017)で個展を開催した。
本展では、それまで版画作品を制作していた加納が、初めて油彩を発表した個展(アキライケダギャラリー、名古屋、1980)の出品作「胸壁にて」シリーズを紹介。さらに、油彩による美術館初個展(北九州市立美術館、1983)で展示された作品も並ぶ。本シリーズの油彩作品30数点がまとまって揃う展覧会は40年ぶり。