EXHIBITIONS
風をたくらむ−風倉匠
ギャラリー58は、パフォーマンス・アートの先駆者、風倉匠(かざくら・しょう、1936〜2007)の個展「風をたくらむ−風倉匠」を開催している。
1957年、舞台上で椅子から際限なく落ち続けるという、日本で最初のハプニングを発表したとされる風倉。1960年には吉村益信、篠原有司男らとネオ・ダダイズム・オルガナイザーズを結成し、ハイ・レッド・センターのイヴェントにも参加。小杉武久や土方巽、邦千谷、松澤宥、VAN映画科学研究所メンバーらとジャンルを超えた共演を多数行った。またオブジェや絵画の優れた作品を手がけ、巨大なバルーンを用いた独自のパフォーマンスを展開し、国際的にも高い評価を得ている。
本展では風倉による絵画、オブジェ、パフォーマンスの映像、資料を紹介する。拡大鏡で覗きながらデカルコマニーと手描きを組み合わせて制作した極小絵画「リリパット」シリーズ、1994年に福岡市美術館で行われたパフォーマンス《ピアノを打つ》の映像と、解体されたピアノ部品で制作したオブジェ《ピアノ狂詩曲》や、1995年の「バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ」のバルーンを用いたパフォーマンス映像などを展示する。
1957年、舞台上で椅子から際限なく落ち続けるという、日本で最初のハプニングを発表したとされる風倉。1960年には吉村益信、篠原有司男らとネオ・ダダイズム・オルガナイザーズを結成し、ハイ・レッド・センターのイヴェントにも参加。小杉武久や土方巽、邦千谷、松澤宥、VAN映画科学研究所メンバーらとジャンルを超えた共演を多数行った。またオブジェや絵画の優れた作品を手がけ、巨大なバルーンを用いた独自のパフォーマンスを展開し、国際的にも高い評価を得ている。
本展では風倉による絵画、オブジェ、パフォーマンスの映像、資料を紹介する。拡大鏡で覗きながらデカルコマニーと手描きを組み合わせて制作した極小絵画「リリパット」シリーズ、1994年に福岡市美術館で行われたパフォーマンス《ピアノを打つ》の映像と、解体されたピアノ部品で制作したオブジェ《ピアノ狂詩曲》や、1995年の「バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ」のバルーンを用いたパフォーマンス映像などを展示する。