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菅原玄奨

Gensho Sugahara

 菅原玄奨は1993年東京都生まれ。2016年に東京造形大学造形学部彫刻専攻領域を卒業、18年に同大学院造形研究科修士課程彫刻専攻を修了。「テクスチャーと触覚性」をテーマに、FRP(繊維強化プラスチック)や粘土を主な素材とした彫刻作品を発表している。消費的なファッションをまとって記号化されていく現代人の身体をかたどり、わずかな触覚性と匿名性を強調した作品は、移ろいゆく現代の表層や実態の拠りどころのなさを内包する。主な個展に、「invisible」(TAV gallery、東京、2016)、「東京の人」(Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi、東京、2017)。グループ展に、「The Metamorphosis」(EUKARYOTE、東京、2019)、「シブヤスタイルvol.12」(西武渋谷店美術画廊、東京、2018)、「香取慎吾 NAKAMA de ART」(帝国ホテルプラザ、東京、2018)など。17年に「群馬青年ビエンナーレ」奨励賞を受賞。