花代

　花代は1970年東京都生まれ。自身の日常を幻想的な色彩で切り取る写真やコラージュ、またこれらに音楽・立体表現を加えたインスタレーション、前衛的なパフォーマンスなど、領域横断的な制作活動を国内外で展開し、独自の表現を追求してきた。芸妓、モデル、女優、歌手、パフォーマーなど多岐にわたる活動を行うとともに、数多くのクリエイターやアーティストとのコラボレーションも手がける。2017年にタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム（東京）で開催された個展「hanayo III」では、友人に誕生した子供や水面の光といった日常の瞬間を8ミリフィルムでとらえた映像作品や、自身の祖父の形見であるハーフサイズカメラで撮影した写真作品などを発表した。これまで参加した主な展覧会に「MOTサテライト 2017春 往来往来」（清澄白河エリアの各所、2017）。