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ザック・プレコップ

Zak Prekop

 ザック・プレコップは1979年生まれ。シカゴ美術館付属美術大学、シュテーデル美術学校(ドイツ)で学ぶ。現在はニューヨークを拠点とし、ペインティングナイフで絵具を飛ばす、引き裂いた紙を下絵に使うなど、制作プロセスを追体験できる絵画を制作。鋭角なグリッド線や細密なドットを重ねた、最小限の色数からなるシンプルな画面でありながら、重層的なレイヤーによって奥行きのある作品を生み出している。また音楽からインスピレーションを受けており、タイトルに音楽家の名前を付けて音楽とのつながりを示唆した作品なども発表している。近年は、HAGIWARA PROJECTS(東京、2019)、ESSEX STREET(ニューヨーク、2018)で個展を開催。MoMA PS1でのグループ展「Greater New York」(2010)ほか国内外の展覧会、またアート・バーゼルやプラハ・ビエンナーレなどのアートフェアや国際展にも出展している。