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泥方陽菜

Haruna Hijikata 

 泥方陽菜は2008年頃から独学で人形制作を始め、11年より球体関節人形作家として活動。表現領域を拡張するため、24年に美術作家に転身し、現在は主に陶の彫刻作品と油絵を手がける。アウトサイダー・アート、日本のサブカルチャーや文学、アニメーションから影響を受け、個の存在が失われた後の世界の在り方と、他者や時代に及ぼす作用や領域について思索しながら作品制作を行う。主な個展に「boundary.TXT」(新宿眼科画廊、東京、2025)、「pneuma」(vanilla gallery、東京、2021)など。