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西出誉

Homare Nishide

 西出誉は1980年大阪府生まれ。2002年レスタースクエアスクールオブイングリッシュ卒業。03年同志社大学文学部英文学科卒業。05年大阪デザイナー専門学校プロダクトデザイン科卒業。「100均」製品という日本人にとっての日常的なイメージを持つオブジェクトの部分を切り抜きつなぎ合わせるコラージュ的手法を用いて、マテリアルを色、形、サイズ、質感といった要素に抽象化し、純粋なフォルムを作り上げる。本来のプロダクツとして持つ物質的存在意義を問い直し、現代日本社会に対する問いかけへと私たちを誘導していく。マテリアルの持つ本来の意味を昇華した、詩的なエッセンスを兼ね備えた「美」を作り上げている。主な個展に「柔らかい境界線」(gekilin.、大阪、2024)、「回転する世界」(ニュースタアギャラリー、東京、2023)、グループ展に「DOPE」(gekilin.、大阪、2023)など。アートフェアアジア福岡(2023)、Infinity Japan Contemporary Art Show(2023)などのフェアに参加。「BUG ART AWARD」セミファイナリスト(2023)、「UNKNOWN ASIA 2022」盛世匡レビュアー賞受賞。