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鷹木彩乃

Ayano Takagi

 鷹木彩乃は1998年栃木県生まれ。2021年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。形成したスタイロフォームを支持体とし、上から布などの素材を埋め込んで「半立体」作品を制作する。平面と立体の境界線の曖昧さに疑問を持ち始めたことをきっかけに、物事全てには境目などないのではないかと感じるようになる。日常で感じたことや気になるものをモチーフとして取り上げ、それらの輪郭線を用いて立体を描くことでより平面と立体の境目を曖昧なものとして表現する。国内外での個展、グループ展のほかに、台湾や韓国でのアートフェアに参加。五美大交流展東京展推薦賞(2020)、多摩美術大学校友会チャリティービエンナーレ個展バックアップ賞(2021)受賞。