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吉原英里

Eri Yoshihara

 吉原英里は1959年大阪生まれ。83年嵯峨美術短期大学版画専攻科修了。84年大阪の番画廊で初個展を開催し華々しいデビューを飾る。帽子やティーカップ、ワインの瓶など身近なものをモチーフに、独自の「ラミネート技法」で銅版画を制作。86年にインスタレーションを展開し、2001年から版画を組み入れた油彩の発表を始める。主な個展に、「吉原英里展 −Sound of Silence Ⅱ−」(ギャラリーなかむら、京都、2020)「吉原英里の2000年代 」(ギャラリーモーニング、京都、2019)グループ展に、「なつやすみの美術館8 タイムトラベル」(和歌山県立近代美術館、2018)、「ニュー・ウェイブ現代美術の80年代」(国立国際美術館、大阪、2018)など。文化庁、宮崎県立美術館、和歌山県立近代美術館、町田市立国際版画美術館、京都市立芸術大学、神戸アートビレッジセンター、嵯峨美術大学、ウィル愛知(愛知県女性センター)、兵庫県立美術館、砺波市美術館などに作品が収蔵されている。