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寺尾勝広

Katsuhiro Terao

 寺尾勝広は1960年生まれ。父親が経営する鉄工所で溶接工として20年間働いた後、鉄をモチーフに制作を開始。本人が「図面」と呼ぶ緻密なドローイングには、鉄骨の柱をあらわす直線と溶接の目印をあらわす記号がひしめく。2005年、ニューヨークで初発表後に日本の現代美術館でも注目を浴び、以来、ロンドンのギャラリーやシンガポールのアートフェアなど、海外での展示を重ねている。

 参加した主な展覧会・アートフェアに、「ANEW, INCURVE - インカーブ4人展 -」(大丸心斎橋店、大阪、2024)、「TWO IRON MAN –鉄人の二人展-」(WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO、2022)、「art & love」(阪急うめだ本店、大阪、2022)、「ART@DAIMARU」(大丸京都店、2021)、「アートフェア東京」(2019、2016-2013)、 「TRUNK (HOTEL)」(東京、2018)、「art on paper」(Pier 36 NYC、2017)、「Art Stage Singapore」(Marina Bay Sands、2016)、「SCOPE NEW YORK」(SCOPE PAVILION、2015)、「寺尾勝広・新木友行・湯元光男 - アトリエ インカーブ3人展」(東京オペラシティ アートギャラリー、2012)、「アトリエ インカーブ展」(浜松市美術館、静岡、2010)、「えがく アトリエ インカーブ展(高梁市成羽美術館、岡山、2009)、「現代美術の超新星たち アトリエ インカーブ展」(サントリーミュージアム [天保山]、大阪、2008)など。