美手帖女子部。#6 ハッピーエンドのない世界で。大島智子と奔放で愛しい「主人公」たち

『TAMALA2010 a punk cat in space』を持って。ほかに、親にすすめられて見た映画『恐怖の報酬』のバッドエンドも印象的だったと語ってくれました
『こどものおもちゃ』などの少女マンガも小さい頃よく読んでいて、大好きだという大島さん
『青鬼の褌を洗う女』が収録されている坂口安吾の『白痴』を持って
作品は、パソコンで描いた下絵を出力して、シャープペンでトレースしし、再びデータ化してデジタルで着色する、というプロセスを経て完成。「デジタルのガチャガチャした絵の塗り方もアナログの描き味も好き」であることから、どちらの魅力も活かせるこの方法にたどり着きました
17年に開催された初個展「パルコでもロイホでもラブホでもいいよ」のビジュアルには、『TAMALA2010 a punk cat in space』のタマラとおそろいのタコのタトゥーが
2 / 5

編集部