「釜山ビエンナーレ2026」(釜山現代美術館、Space OneZ、旧・釜山南高等学校)会場レポート。五感で学ぶ世界の捉え方 パク・ヒョンソン《As Long as We Look at the Night Sky》(2026)。釜山ビエンナーレ2026の旧・釜山南高等学校会場にて ヤザン・ハリリ《We carry our pain like a language》(2026)。いずれのキャップも購入することができる モエ・サ《Body, Face and Fingers》(2026)。手前がパフォーマーたちの手の動きをモチーフにしたシリコンの立体作品 タナット・ティーラダコーン《Memory Threshold: Chaos Resonance》(2026)。土産物屋を模したインスタレーション、メガホンからはプロテストソングが流れる シュアン・リー《Alliance (Heart Loop)》(2026)。淡くコントラストの低い詩情を感じさせる映像でラブドールたちの旅を描く リュ・ソンシル《TEN THOUSAND DREAMS》(2026)。不安定な高所作業車で持ち上げられ歌い上げるマネキンには、資本主義の「成長」の物語への皮肉が込められている タイ・シャニ《M.I.A.S.M.A.》(2026)。サウンド・インスタレーションにより現代的な『アンティゴネ』が演じられる イ・ドングン《Spotlight - Arirang Performance Group》(2011-19)。華やかなアリラン公演団のステージを捉えた映像 石原海《夜行性─メロディ》(2026)。華やかなステージの裏でダンサー2人の個人史に根ざした語りが繰り広げられる 石原海《夜行性─息》(2026)。海の中にいるような浮遊感のある空間でボディスーツをまとった人々が踊る様が上映される アーシュラ・K・ル=グウィン+5D《Festival(祝祭)》(2026)。吊り下げられた青い布がサイアノタイプ(日光写真)で印刷された作品世界の地図 カン・ソギョンの作品。いずれも形態や素材は異なるが、小さな単位が反復され、拡張されていることが共通して確認できる デュー・キム《Act 2: The Empty Center(空っぽの中心)》(2026)。中央の透明度の高いガラス作品が宗教的な象徴の虚無感を想起させる イ・ドングン《Three Islands》(2026)。沖縄をテーマにした展示では、在日米軍基地とその反対運動を取り上げている ジャンツァンホロル・エルデネバヤル《Resonance of the Vernacular》(2026)。様々な椅子が、黒板から生えた権力を思わせるファルス状のオブジェと対峙する ペク・ヒョンジュ《海へ山へ草生す屍》(2026)。ポップな色彩の映像に見えるが、その背景には日本統治時代の重い歴史が横たわっている ベンジ・ラ《Learning to Dance in Flames》(2026)。複数の映像が展示されている教室からは釜山の海が見える ファティマ・カリーム・カーン《Spilt Milk》(2026)。机の上に置かれているのは装飾されたシリアルの箱 パク・ヒョンソン《As Long as We Look at the Night Sky》(2026)。天井から吊り下げられたクラゲのようなオブジェから、各教室に触手のようなチューブが伸びている アリアスカル・アバルカス《Spell》(2026)。古着の連なりによって校庭に幾何学模様が出現している ジュリアン・クルージエ《Zumbi Zumbi Eterno, out in the open, far off near the horizon, we blinked, hoping to see the green gleams, on the line of orange ash that fears sea salt, we hallucinated, the tide, the bitter remorse, far from the foreign land》(2026) ジョタ・モンバサ《drowning is not a poem, but it's not not a poem either》(2026)。会場内には声を素材とした音声が響く ジョタ・モンバサ《drowning is not a poem, but it's not not a poem either》(2026)。円形のベンチに座って19人による個別の歌を鑑賞者が聴く 5 / 24
編集部