「版画の青春 小野忠重と版画運動」(町田市立国際版画美術館)開幕レポート。小野忠重の活動を通じて版画運動の諸相を探る
展示風景より、小野忠重《工場区の人々》(1933) 「第一部: 新版画集団 ―『版画の大衆化』を掲げて」展示風景より 展示風景より、「SHINHANGA創刊号ポスター」(1932) 展示風景より、藤牧義夫「第1回新版画集団展覧会ポスター」(1932)。第一回展は東京銀座の川島商店街で開催された 展示風景より、左から小野忠重《患者控室》(1932)、《生糸輸出》(1932) 展示風景より、左から武藤六郎《夜の日本橋》(1931)、《東京駅》(1932) 展示風景より、「第2回新版画集団展覧会ポスター」群(1933) 展示風景より、藤牧義夫の作品群。藤牧は新版画集団のなかでもとくに注目された作家であり、線の美しさと、三角刀で勢いよく彫られた表現主義的な作風が見どころだ 「第二部:造型版画協会(戦前を中心に) ― 絵画的充実を目指して」展示風景より 展示風景より、小野忠重《街の子(街角)》(1937)。小野は染めた紙の上に版画を刷るといった手法で画面に深みを出していった 展示風景より、左から畑野織蔵《ゆめ》(1949頃)、《緑の風景》(1949) 展示風景より、同時開催の「日本のグラフィック・デザイナーと版画」(3月13日〜5月26日) 6 / 15
編集部