NEWS / PROMOTION - 2019.1.31

採用者には作品設置の機会と賞金50万円+制作費。「立飛パブリックアートアワード 2020」が作品プランを募集中

株式会社立飛ホールディングスは、立川駅北側「みどり地区」の都市開発事業「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」の一環として「立飛パブリックアートアワード2020」を開催。2020年春に誕生するGREEN SPRINGSに設置するパブリックアートの作品プランを募集している。

 東京・立川駅北側「みどり地区」に2020年に開業する都市開発事業「GREEN SPRINGS (グリーンスプリングス)」。その一環として同年に「立飛パブリックアートアワード2020」を開催されるのを前に、GREEN SPRINGSに設置するパブリック・アートの作品プラン募集が行われている。

 GREEN SPRINGSは、立川駅北側至近にある国営昭和記念公園に隣接する2020年春開業予定の街区。約3.9ヘクタールの敷地には、インフィニティ形状のプールを最上階に備えた約80室のホテルをはじめ、約2500席の音楽ホール、約40店舗の商業施設、オフィスなどが誕生する。

GREEN SPRINGSのイメージ

 この新たな街区には複数のパブリック・アートが設置される予定であり、今回募集されているのは、その作品プラン。採用作家は5組で、それぞれに賞金50万円と制作補助金(設置場所ごとに設定)が授与。2020年春に実際に作品が設置される。

 アワードのテーマは「Think Our Own Well-being 私たちにとって、ウェルビーイングとは何か?」。本アワードではこの大きなテーマに加え、5ヶ所の設置場所にそれぞれに合わせたゾーンテーマを設け、作品案を募集する。

 審査員は大田佳栄(スパイラル チーフキュレーター)、金澤韻(現代美術キュレーター)、清水卓(アーキテクト)、平賀達也(株式会社ランドスケープ・プラス代表取締役、デザイナー)、ライヤ・コリ(フレームコンテンポラリーアートフィンランド ディレクター)、岩渕貞哉(『美術手帖』編集長)の6名。各審査員のコメントは以下の通り。

いまを生きる人々にとって暮らしやすいようにまちが開発されると、いっぽうで歴史は封印され、自然は変化を迫られることが多々あります。アートには、過去と未来という、いまつかむことができない時間軸を一瞬に留め眼の前に提示する役目があります。立川というまちと深く対話し、意味と美しさにあふれた作品が集まることを期待します。

ー大田 佳栄(スパイラル チーフキュレーター)

これまで小さい場所でしか展示してこなかった?いつも作っては壊すことのできる素材を使ってきた?それならこのアワードは、殻を破るチャンス。公共空間での作品づくりは、必ずあなたを一つ上のステージへ押し上げます。提案をつくるだけでも、次につながるエクササイズになるはず・・・ぜひチャレンジを!

ー金澤韻(現代美術キュレーター)

空間に個性を与える要素は、自然や設計された環境だけではなく、そこに居住する人々の内面にも影響します。人により生み出されたモノに宿る、記憶、希望、発見。これらはコミュニティのアイデンティティーと自覚を形作ります。このアワードは作品に命を与えるような様々なアイデアを探究することを目的としています。

ー清水卓(アーキテクト、デザイナー)

グリーンスプリングスの大地に描かれた「X」の軸は、飛行機の安全な航行を目的として滑走路に設定されている空間領域を新たなまちづくりに継承したものです。X軸の南北方向は世界(未来)とのつながりを、東西方向は地域(記憶)とのつながりを示す領域として位置づけています。アートとランドスケープの融合によって、豊かな空間や時間の中を自由に往来できるような、誰にとっても居心地のよい場所になることを願っています。

ー平賀達也(株式会社ランドスケープ・プラス代表取締役)

私はつねに出会いやつながりに興味があります。立飛パブリックアートアワードと「滑走路」というコンセプトは、非常に的を得たテーマのもと、世界中の若いアーティスト達に、「思考と表現」を共に行う機会を与えます。まちづくりの上で、パブリックアートは非常に重要な存在です。"Think Our Own Well-being”というテーマは、まちとそのまちをつくることに携わっているすべての人々(暮らす人、働く人、訪れる人)の交流を反映することにつながります。アート作品が公共の場につくられることによって、その作品自体も、考え事や息抜きができるきっかけとして、この交流を反映し続けていくこととなるでしょう。

ーライヤ・コリ(フレームコンテンポラリーアートフィンランド ディレクター)

立川は、日本におけるパブリックアートの聖地のような場所です。そこで、21世紀の現在において、アートが担える「パブリック=公共性」とはなにか?そこに新しい解のひとつを差し出してくれるような作品を見てみたいです。

ー岩渕貞哉(『美術手帖』編集長)