弔いの儀式や呪術的なタトゥーに始まった「装飾」は、常に人々とともに存在してきた。ときに形骸化しながらも、時代とともに変化を繰り返し生き残ってきた「装飾」をテーマにした展覧会が、この冬東京都庭園美術館で開催される。
本展には、消費社会を象徴するプロジェクトを展開したヴィム・デルヴォワ(ベルギー)や、ファションブランド「writtenafterwards」を主催する山縣良和(日本)など、年齢や国籍、ジャンルが異なる7組のアーティストが参加。
ゴシック装飾を施したダンプカーや、さまざまな文化圏の模様をリミックスした絨毯などが展示される。