INTERVIEW -

モノと身体、世界のはざまで ナイル・ケティング インタビュー

山本現代での「ホイッスラー」展示風景 © Nile KOETTING Courtesy of YAMAMOTO GENDAI
山本現代での展示風景。右端がヘンリー・モレーの「モレーコンバーター」を再現した作品 © Nile Koetting Courtesy of YAMAMOTO GENDAI
開催中の2つの展示では、液晶画面に使われるリキッドクリスタルを用いたシリーズを展開。「昔、光は神だった。それを考えると、至るところに液晶画面がある現代は、至るところに神様がいる時代であるともいえます」 © Nile Koetting Courtesy of YAMAMOTO GENDAI
「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」での展示風景。科学者などをモチーフとしながら、個人の物語自体に価値を求めるのではなく「歴史を発泡スチロールのような『軽い』オブジェクトとしてとらえている」という
撮影=永禮賢 写真提供=森美術館
「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」に出品されている《マグニチュード》では、エネルギーや電力についてのリサーチをもとに、映像作品やオブジェクトを配し、近代科学の歴史と神話や宗教のイメージを結びつける
撮影=永禮賢 写真提供=森美術館
ナイル・ケティング パフォーマンス「First, Class」 3HD Festival、HAU2、ベルリン © Nile Koetting
Photo: Catalina Fernandez / Eva Pedroza Courtesy of YAMAMOTO GENDAI
山本現代の入り口に配置されているのは、地球の滅亡などのカタストロフを描いた映画のDVDとポップコーン。「災害や危機的状況をエンターテイメント化して消費する、消費社会のメタファーとしてのシネコンを表現しています」 © Nile KOETTING Courtesy of YAMAMOTO GENDAI
Photo by Anna Reutinger © Nile Koetting Courtesy of YAMAMOTO GENDAI
2 / 8

編集部