INSIGHT - 2020.9.19

再整備される世田谷区民会館・区庁舎。そこに込められた戦後精神の行方を探る

世田谷区庁舎

中庭から見た区庁舎の外観。ここに写る建物はすべて取り壊される

西側の都道に面して設けられた欅並木のある前庭とピロティの風景。今回の改築によって、このほど良いスケールの広場はすべて失われ、ここに地上10階、高さ約45メートルの新庁舎が建ち上がることになる。

大樹に育った欅のある中庭から見た区民会館の外観。今回の改築では、客席と舞台だけを残してすべて撤去される。欅も移植されて、そこから左側に巨大な新庁舎がそびえ建つ予定である

区庁舎の中央にある吹き抜けの玄関ホール。左側の壁は大沢昌助のデザインしたレリーフ。改築によってこの空間は失われる

前へ
次へ
2 / 5
前へ
次へ
編集部