EXHIBITIONS
ユメジスタイル
人々の日常を彩るデザインを数多く生み出した竹久夢二(1884〜1934)。夢二の描く「夢二式美人」は多くの女性たちの憧れとなり、流行を敏感に取り入れデザインされたファッションを真似する人々も現れた。
また夢二自ら、東京・日本橋に「港屋絵草紙店」を開店し、自身がデザインした封筒や千代紙をはじめとする小物を販売。大阪に店を構えながら通信販売も行った「柳屋書店」などの存在もあり、夢二のデザインは日本各地の人々の暮らしに浸透し心豊かな生活を提案した。
「暮らしの中にある芸術」を追い求めた夢二の活動はその後、マルチアーティストの先駆けとしてブックデザイン、イラストカット、楽譜の表紙絵など様々な商業美術分野にまで広がった。生涯持ち続けたデザインの仕事への情熱は、夢二の画家としてのスタイルに大きく影響している。
本展では、生活に彩りを添えた夢二デザインの数々や、人々の「暮らし」を描いた肉筆作品などを展示。夢二がデザインした封筒や、ポチ袋を成形する前段階にあたる木版画刷りの「刷本」の展示も楽しむことができる。
※新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、夢二郷土美術館 本館と夢二生家記念館・少年山荘はカフェ、ミュージアムショップを6月20日まで臨時休館(6月21日は通常の休館日)。最新情報は公式ウェブサイトへ。
また夢二自ら、東京・日本橋に「港屋絵草紙店」を開店し、自身がデザインした封筒や千代紙をはじめとする小物を販売。大阪に店を構えながら通信販売も行った「柳屋書店」などの存在もあり、夢二のデザインは日本各地の人々の暮らしに浸透し心豊かな生活を提案した。
「暮らしの中にある芸術」を追い求めた夢二の活動はその後、マルチアーティストの先駆けとしてブックデザイン、イラストカット、楽譜の表紙絵など様々な商業美術分野にまで広がった。生涯持ち続けたデザインの仕事への情熱は、夢二の画家としてのスタイルに大きく影響している。
本展では、生活に彩りを添えた夢二デザインの数々や、人々の「暮らし」を描いた肉筆作品などを展示。夢二がデザインした封筒や、ポチ袋を成形する前段階にあたる木版画刷りの「刷本」の展示も楽しむことができる。
※新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、夢二郷土美術館 本館と夢二生家記念館・少年山荘はカフェ、ミュージアムショップを6月20日まで臨時休館(6月21日は通常の休館日)。最新情報は公式ウェブサイトへ。