EXHIBITIONS

Spring Show

2021.03.12 - 04.03

ブライアン・アルフレッド TECHNO CABLES 2017 ©︎ Brian Alfred / MAHO KUBOTA GALLERY

宮崎啓太 Lodge 2020 ©︎ Keita Miyazaki / MAHO KUBOTA GALLERY

安部典子 Shadows and synchronicity 2019 ©︎ Noriko Ambe / MAHO KUBOTA GALLERY

ガイ・ヤナイ Europe 2021 ©︎ Guy Yanai / MAHO KUBOTA GALLERY

ギデオン・ルービン Untitled(back of head) 2021 ©︎ Gideon Rubin / MAHO KUBOTA GALLERY

 MAHO KUBOTA GALLERYでは、9名のアーティストによるグループ展「Spring Show」を開催している。

 参加アーティストは、ペインティングやコラージュ、アニメーション映像といった複数のメディアによって現代社会を表現するブライアン・アルフレッド、手作業でカットした数千枚の紙から彫刻作品をかたちづくる安部典子、画面上に見られる木材、釘などすべての構成物を絵画素材で作成し、それらをエイジングしていく過程のなかで抽象絵画をつくり上げる多田圭佑、自動車のパーツと、折り紙の手法を採用した紙の造形物とを組み合わせて彫刻を制作する宮崎啓太。

 ジュリアン・オピーは、風景や人物といった西欧絵画の主要なテーマを徹底的に簡略化して表現し、イスラエル出身で現在はロンドン在住のギデオン・ルービンは、幅の広いストロークとにじむような筆致で、表情のないポートレイトなどを制作。同じくイスラエル出身のガイ・ヤナイは、明瞭な色彩感覚で室内画や風景画を描く。そして安井鷹之介は、石膏と布で造形したオリジナルからなる彫刻や、独特のボリューム感を持つペインティングを手がけている。