EXHIBITIONS

アンドリュー・ワイエスと丸沼芸術の森コレクション展

入江明日香 江戸薄墨大桜 2016 丸沼芸術の森蔵

佐藤忠良 帽子2003 丸沼芸術の森蔵

加藤孝造 瀬戸黒茶盌 2002 丸沼芸術の森蔵

村上隆 And then, and then and then and then and then / Abstraktes Bild 2006 丸沼芸術の森蔵

 埼玉・朝霞市にある「丸沼芸術の森」のコレクションが一堂に集う展覧会「アンドリュー・ワイエスと丸沼芸術の森コレクション展」が開催される。

「丸沼芸術の森」は、株式会社丸沼倉庫代表取締役の須崎勝茂が1985年に設立した、アーティスト支援施設。丸沼芸術の森の活動は、若き芸術家たちのために所有する土地の一角にアトリエを設置し、滞在型の制作場所として提供したことから始まり、これまで40名以上の作家の制作拠点となってきた。現在は、絵画や彫刻など多分野の芸術家11名が滞在し、また陶芸教室として陶房が一般開放されている。

 丸沼芸術の森設立者の須崎は、こうしたアトリエの提供のほか、滞在するアーティストの参考となるよう近現代の美術作品の収集を続け、その優れたコレクションは国内外に広く知られている。

 本展は「丸沼芸術の森」のコレクションを一挙公開する初の機会。アンドリュー・ワイエスの水彩・素描を中心とする絵画コレクションや、設立者の芸術志向のきっかけとなった陶芸コレクションの中心をなす、加藤孝造らによる現代の陶芸作品、加えて、芸術の森で制作活動の支援を受けた村上隆や入江明日香ら気鋭作家たちの作品を紹介する。

 これらの多彩なコレクションは、アーティストを支え、アートによって社会を豊かにしようと活動を続ける「丸沼芸術の森」の、芸術に対する純粋な情熱を伝えてくれることだろう。