EXHIBITIONS
地主麻衣子「ブレイン・シンフォニー」
鳥取県のアートプロジェクト・HOSPITALEでは、レジデンス・プログラム10回目のアーティストに地主麻衣子を招聘し、約1ヶ月間の滞在の成果として展覧会「ブレイン・シンフォニー」を開催する。
地主は1984年神奈川県生まれ。2010年多摩美術大学大学院絵画専攻修了。映像作品を中心に、ドローイングや小説、詩、インスタレーション、パフォーマンスなど様々な媒体で自身の表現活動を広げ、近年では、社会的事象を下敷きにしたテーマに基づきながら、「モノローグ-ダイアローグ(独白-対話)」を通じて他者との関係性を探る作品にも取り組む。
本展では、地主の個人的な経験と社会的な風潮への意識から「記憶の儚さ」に焦点を当て、鳥取砂丘や鳴石の浜など、鳥取の風景を舞台とした映像詩の新作が展示される。
人格を形成し、感情や記憶を司る「脳」が、電気信号(通信)によって動き、風や太陽光といったエネルギーの循環の一部として人類の歴史が紡がれ、自らの生活もまた電気(エネルギー)によって成り立っていること。本展では、鑑賞者の記憶を呼び覚まし、宇宙全体のあらゆる事象が連関し流動していくなかで、私たちの営みのあり様や、個のアイデンティティ、そして世界を認識することについて、新たな知覚と経験を得られるような場をつくる。
HOSPITALEは、鳥取市中心部に位置する旧横田医院を拠点に、アーティスト・イン・レジデンスや展覧会、レクチャー、ワークショップといったアートイベント、また市民の図書室、カフェなど様々な活動から構成されるアートプロジェクト。近代建築遺産として重要な意義をもつ旧横田医院が、HOSPITALEのプロジェクトを通じ、現代のまれびと(客人/異人)としてのアーティストを迎え入れる場所として、またアーティストが展覧会をもって地域の人々を迎え入れる場所として再生されることを試みている。
地主は1984年神奈川県生まれ。2010年多摩美術大学大学院絵画専攻修了。映像作品を中心に、ドローイングや小説、詩、インスタレーション、パフォーマンスなど様々な媒体で自身の表現活動を広げ、近年では、社会的事象を下敷きにしたテーマに基づきながら、「モノローグ-ダイアローグ(独白-対話)」を通じて他者との関係性を探る作品にも取り組む。
本展では、地主の個人的な経験と社会的な風潮への意識から「記憶の儚さ」に焦点を当て、鳥取砂丘や鳴石の浜など、鳥取の風景を舞台とした映像詩の新作が展示される。
人格を形成し、感情や記憶を司る「脳」が、電気信号(通信)によって動き、風や太陽光といったエネルギーの循環の一部として人類の歴史が紡がれ、自らの生活もまた電気(エネルギー)によって成り立っていること。本展では、鑑賞者の記憶を呼び覚まし、宇宙全体のあらゆる事象が連関し流動していくなかで、私たちの営みのあり様や、個のアイデンティティ、そして世界を認識することについて、新たな知覚と経験を得られるような場をつくる。
HOSPITALEは、鳥取市中心部に位置する旧横田医院を拠点に、アーティスト・イン・レジデンスや展覧会、レクチャー、ワークショップといったアートイベント、また市民の図書室、カフェなど様々な活動から構成されるアートプロジェクト。近代建築遺産として重要な意義をもつ旧横田医院が、HOSPITALEのプロジェクトを通じ、現代のまれびと(客人/異人)としてのアーティストを迎え入れる場所として、またアーティストが展覧会をもって地域の人々を迎え入れる場所として再生されることを試みている。