EXHIBITIONS

夏のコレクション展

アー・シャン チャイナ・チャイナ・シリーズ−胸像 no.47 1999

村上隆 フィジカル・パイ 1992

チェン・ゼン 治療具/楽器 2000

 世界的なパンデミックと社会・経済に甚大な影響を及ぼした新型コロナウイルスによって、私たちは、これまでの生活習慣や価値観を見直さねばならない事態に直面している。

 霧島アートの森では、第2次世界大戦後の、急激な社会の変化を経験した作家たちによって生み出された屋内所蔵の作品群による「夏のコレクション展」を開催。将来、歴史として残るような事態を日常とするいまだからこそさらなる輝きを放ち、何を大切にしてどのように歩みを進めるべきか考えるための示唆を与えてくれる作品を選び、展示する。

 出展作家は、ナムジュン・パイク、ドナルド・ジャッド、クレス・オルデンバーグ、リチャード・ロング、トニー・クラッグ、ラヴィンダル・G.レッディ、ジェニー・ホルツァー、アー・シャン、アニッシュ・カプーア、チェン・ゼン、村上隆、オノ・ヨーコ、中村晋也、青木野枝、山口明子、ジャウメ・プレンサ、ジェームズ・タレル、宮島達男、佐藤忠良、黒蕨壮。

 また関連イベントして展示ロビーにて、開館20周年企画「霧島アートの森野外作品紹介映像の放映」を実施。野外作品の作家たち、アントニー・ゴームリー、ダニ・カラヴァン、チェ・ジョンファ、フィリップ・キング、草間彌生、若林奮が作品を設置する様子などを記録したVTRを3期(7月11日〜8月2日、8月4日〜8月30日、9月1日〜9月27日)に分けて放映する。