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志水児王・堀尾寛太

2017.09.02 - 10.01

志水児王 72.75 東京藝術大学美術館 2010 Tomoe Murakami

志水児王 72.75 東京藝術大学美術館 2010 Tomoe Murakami

堀尾寛太 電気と光の紐付け 国際芸術センター青森(ACAC) 2014 Photo by Kuniya Oyamada

 音、光、振動などの様々な物理現象を取り込みながら制作を行う志水児王・堀尾寛太による二人展を開催。

 志水児王は、1966年東京生まれ、広島県在住。音や光、振動現象などを主な表現素材とし、現象とその知覚、運動と要素の発生、芸術と自然科学との関係などを実証論的なアプローチで表現している。

 他方、アーティスト、エンジニアとして活動する堀尾寛太は、音や光、振動が相互作用する装置をつくり、その仕組みや枠組みをパフォーマンスや展示として発表。映像のための電子デバイス開発を手がけるほか、電子楽器に関する研究開発なども手がけている。

 本展で、志水は新作のレーザー光線を使ったインスタレーションをはじめ、世界規模でtwitter上の設定したキーワードを監視し続ける作品などを展示。堀尾は物質と空間と現象の関係を会場で即興的に築きながら、空間全体を使ったインスタレーションを行う。