EXHIBITIONS
都市は自然
1970年代より「共生の思想」を提唱してきた建築家・黒川紀章。生物学の分野で使用されていた「共生」という用語は、黒川の「共生の思想」をきっかけのひとつとして、環境問題や人権問題の標語にも用いられるようになり、いまでは一般的な言葉として使われるようになった。
本展は、黒川とともに日本発の建築運動「メタボリズム」に参加した建築家・槇文彦に薫陶を受け、これまで国内外のプロジェクトで活躍する團紀彦(だん・のりひこ、建築家/青山学院大学教授)をゲスト・キュレーターに迎えて開催。今年、軽井沢町の今後の都市と自然環境に対する提言を行うマスターアーキテクトに就任した團の、「共生」に関連した作品や画像資料に加え、複数のプロジェクトで團と共同制作をしてきた美術家・大久保英治の新作インスタレーションを展示する。
さらに会場には、セゾン現代美術館館長の堤たか雄のキュレーションにより、「共生的社会」と題したセクションを展開。ブックアーティストとして活動する太田泰友と、独自の視点で社会問題に向き合う磯村暖の、2人の近作を紹介する。
本展は、美術作品、関連資料など様々な展示物を通じ、日本の自然観、都市観に基づいた團の解釈による「共生」の展観を試みる。
本展は、黒川とともに日本発の建築運動「メタボリズム」に参加した建築家・槇文彦に薫陶を受け、これまで国内外のプロジェクトで活躍する團紀彦(だん・のりひこ、建築家/青山学院大学教授)をゲスト・キュレーターに迎えて開催。今年、軽井沢町の今後の都市と自然環境に対する提言を行うマスターアーキテクトに就任した團の、「共生」に関連した作品や画像資料に加え、複数のプロジェクトで團と共同制作をしてきた美術家・大久保英治の新作インスタレーションを展示する。
さらに会場には、セゾン現代美術館館長の堤たか雄のキュレーションにより、「共生的社会」と題したセクションを展開。ブックアーティストとして活動する太田泰友と、独自の視点で社会問題に向き合う磯村暖の、2人の近作を紹介する。
本展は、美術作品、関連資料など様々な展示物を通じ、日本の自然観、都市観に基づいた團の解釈による「共生」の展観を試みる。