EXHIBITIONS
中野正貴「Refrain ―東京慕景」
中野正貴は、変貌を続ける世界都市「東京」を撮影し続ける写真家。昨年末から2020年1月まで、東京都写真美術館で個展「東京」が開催され、巨大で濃密なプリントで空間を埋め尽くし圧倒的な迫力で話題をさらった。
55年福岡県に生まれた中野は、79年に武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科を卒業後、写真家の秋元茂に師事。80年にフリーランス・フォトグラファーとして独立し、数々の雑誌表紙撮影や広告撮影で活躍する。2001年に写真集『TOKYO NOBODY』で日本写真協会賞新人賞を受賞。8×10の大型カメラを手に、11年かけて誰もいない東京を撮影した同名作品集はベストセラーとなり、懐かしくもSF的な世界観は、映画や文学の分野にも影響を与えている。05年には、写真集『東京窓景』で第30回木村伊兵衛写真賞を受賞した。
30年以上、東京にこだわり大型カメラで撮影を続けてきた中野。本展では、無人の街『TOKYO NOBODY』、個人の日常と窓外の社会を対比させた『東京窓景』など、過去への懐かしさや近未来の姿など過密な都市の多彩な相貌を凝縮した中野の写真シリーズから、コレクションにふさわしいサイズのオリジナルプリントを展示する。
※ギャラリー・アートアンリミテッドは新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言延長を受け、延期して5月16日から開催を予定していた「中野正貴『Refrain ―東京慕景』」展を再度延期。新たな会期は6月1日〜6月27日。最新情報は公式ウェブサイトにて案内。
55年福岡県に生まれた中野は、79年に武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科を卒業後、写真家の秋元茂に師事。80年にフリーランス・フォトグラファーとして独立し、数々の雑誌表紙撮影や広告撮影で活躍する。2001年に写真集『TOKYO NOBODY』で日本写真協会賞新人賞を受賞。8×10の大型カメラを手に、11年かけて誰もいない東京を撮影した同名作品集はベストセラーとなり、懐かしくもSF的な世界観は、映画や文学の分野にも影響を与えている。05年には、写真集『東京窓景』で第30回木村伊兵衛写真賞を受賞した。
30年以上、東京にこだわり大型カメラで撮影を続けてきた中野。本展では、無人の街『TOKYO NOBODY』、個人の日常と窓外の社会を対比させた『東京窓景』など、過去への懐かしさや近未来の姿など過密な都市の多彩な相貌を凝縮した中野の写真シリーズから、コレクションにふさわしいサイズのオリジナルプリントを展示する。
※ギャラリー・アートアンリミテッドは新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言延長を受け、延期して5月16日から開催を予定していた「中野正貴『Refrain ―東京慕景』」展を再度延期。新たな会期は6月1日〜6月27日。最新情報は公式ウェブサイトにて案内。