EXHIBITIONS
万葉の世界展
~「額田女王」挿絵原画を楽しむ ~
令和元年を記念した展覧会「万葉の世界 展」が奈良県の松伯美術館で開催。本展では、万葉集の歌人・額田女王を中心とした井上靖の歴史小説『額田女王(ぬかたのおおきみ)』の挿絵原画の全作品が一挙に公開されている。
人々の純粋で繊細な感情や自然と向きあう真摯な姿を歌った『万葉集』。歌のなかで人々は生き生きと力強く、また優雅に表現されている。日本画家の上村松篁も、おおらかで心豊かな万葉の世界に憧れ、若い頃から万葉歌を愛読し、自らの絵の制作の糧とした。
本展では、松篁が井上靖の歴史小説『額田女王』に添えた挿絵原画124点全点を、物語を追いながら各場面で歌われる万葉歌とともに展示。また松篁の描いた超大作《万葉の春》や、万葉歌に歌われている鳥や花を描いた松篁、淳之の花鳥画もあわせて紹介する。
人々の純粋で繊細な感情や自然と向きあう真摯な姿を歌った『万葉集』。歌のなかで人々は生き生きと力強く、また優雅に表現されている。日本画家の上村松篁も、おおらかで心豊かな万葉の世界に憧れ、若い頃から万葉歌を愛読し、自らの絵の制作の糧とした。
本展では、松篁が井上靖の歴史小説『額田女王』に添えた挿絵原画124点全点を、物語を追いながら各場面で歌われる万葉歌とともに展示。また松篁の描いた超大作《万葉の春》や、万葉歌に歌われている鳥や花を描いた松篁、淳之の花鳥画もあわせて紹介する。