EXHIBITIONS
窓展:窓をめぐるアートと建築の旅
「窓学」総合監修・五十嵐太郎による学術協力と東京国立近代美術館キュレーションのもと、「窓」をテーマにジャンルを横断する日本初の展覧会が開催される。
私たちの暮らしに身近にある「窓」。美術の分野では、絵画を「開いた窓」ととらえたルネサンスの建築家アルベルティの言葉に代表されるように、一定のフレームに従って身の回りの風景を切り取る窓は、新たな眺めを見せてくれるものとして長く絵画と関わり、その関心は後に登場する写真や映像、またパフォーマンスやインスタレーションといったメディアにも引き継がれてきた。そして建築の分野では、採光、換気、遮蔽性といった機能を満たす技術の進展が窓の役割や位置づけ、デザインの進化を促し、都市におけるコミュニティの形成に深く関係している。
本展は、窓をアカデミックに探究する「窓学」の10年以上の研究蓄積に基づき、豊かで奥深い「窓」の魅力を紹介。国内外の芸術・建築作品を軸に、アンリ・マティスやパウル・クレーの絵画、マルセル・デュシャン、ゲルハルト・リヒター、ヴォルフガング・ティルマンスの現代美術、ル・コルビュジエやルイス・カーン、ジェームズ・スターリング、ピーター・アイゼンマンなど建築家が描いた貴重な窓のドローイングなど110点余点が展示される。
本展は東京国立近代美術館での会期終了後、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(2020年7月11日〜9月27日)へ巡回予定。
私たちの暮らしに身近にある「窓」。美術の分野では、絵画を「開いた窓」ととらえたルネサンスの建築家アルベルティの言葉に代表されるように、一定のフレームに従って身の回りの風景を切り取る窓は、新たな眺めを見せてくれるものとして長く絵画と関わり、その関心は後に登場する写真や映像、またパフォーマンスやインスタレーションといったメディアにも引き継がれてきた。そして建築の分野では、採光、換気、遮蔽性といった機能を満たす技術の進展が窓の役割や位置づけ、デザインの進化を促し、都市におけるコミュニティの形成に深く関係している。
本展は、窓をアカデミックに探究する「窓学」の10年以上の研究蓄積に基づき、豊かで奥深い「窓」の魅力を紹介。国内外の芸術・建築作品を軸に、アンリ・マティスやパウル・クレーの絵画、マルセル・デュシャン、ゲルハルト・リヒター、ヴォルフガング・ティルマンスの現代美術、ル・コルビュジエやルイス・カーン、ジェームズ・スターリング、ピーター・アイゼンマンなど建築家が描いた貴重な窓のドローイングなど110点余点が展示される。
本展は東京国立近代美術館での会期終了後、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(2020年7月11日〜9月27日)へ巡回予定。