EXHIBITIONS
日米和親条約締結165周年
『ペリー提督日本遠征記』を追って 琉球・小笠原諸島
JCIIフォトサロンの古写真シリーズ38回目では、日米和親条約締結から165年を記念し、『ペリー提督日本遠征記』(1856年アメリカ政府発刊、同館所蔵)より、アメリカ艦隊から見た当時の日本を紹介する。
『ペリー提督日本遠征記』はペリー提督自身の日記とその部下の日誌や報告書などから編集された記録。同書には、琉球や小笠原諸島、浦賀や横浜、下田や箱館での様々な出来事が記され、多くの石版画や木版画の挿絵が掲載されている。
挿絵は、艦隊に従軍した写真家のエリファレット・ブラウン・ジュニアが撮影したダゲレオタイプや、画家のウィリアム・ハイネらが描いた絵をもとに作成されたもの。エリファレットが当時撮影したダゲレオタイプは数枚の現存が確認できるのみで、ほとんどがいまだに発見されていない。しかし、石版画や木版画には、ダゲレオタイプをもとに作成された鮮明な画像が描かれており、165年前の出来事を生き生きと伝えている。
本展では、明治8(1875)年に松崎晋二が撮影した小笠原諸島や、琉球処分で沖縄県となったばかりの頃の沖縄の風景や人々など、ペリー提督一行が訪れた土地の貴重な写真や挿絵など約100点を展示する。
『ペリー提督日本遠征記』はペリー提督自身の日記とその部下の日誌や報告書などから編集された記録。同書には、琉球や小笠原諸島、浦賀や横浜、下田や箱館での様々な出来事が記され、多くの石版画や木版画の挿絵が掲載されている。
挿絵は、艦隊に従軍した写真家のエリファレット・ブラウン・ジュニアが撮影したダゲレオタイプや、画家のウィリアム・ハイネらが描いた絵をもとに作成されたもの。エリファレットが当時撮影したダゲレオタイプは数枚の現存が確認できるのみで、ほとんどがいまだに発見されていない。しかし、石版画や木版画には、ダゲレオタイプをもとに作成された鮮明な画像が描かれており、165年前の出来事を生き生きと伝えている。
本展では、明治8(1875)年に松崎晋二が撮影した小笠原諸島や、琉球処分で沖縄県となったばかりの頃の沖縄の風景や人々など、ペリー提督一行が訪れた土地の貴重な写真や挿絵など約100点を展示する。