リン・チーペン aka No.223「223@Akio Nagasawa Gallery Aoyama」

　中国出身の写真家、リン・チーペン（林志鹏） aka No.223の日本初個展が開催される。

　リンは1979年広東省生まれ、北京を拠点に活動。2003年から写真と短いテキストを自身のブログで発表し、04年より主にフィルムカメラを用いて本格的に写真の撮影を開始。ときにエロティックに見えるスナップ写真は、故意にプライベートなシーンを写しているのではなく、現代中国の若者の自然体な日常生活や文化を描き出している。

　近年はベルギーやパリ、ベルリンなどヨーロッパを中心に作品を発表。また自らが雑誌の編集長を務めるインディペンデント雑誌の出版やファッション撮影も多く手がけるなど、中国の若者たちへ多大な影響を与えている。

　本展では、リンの初期作品から近作まで約70点を展示。あわせて、最新写真集『Flowers and Fruits』（T&M Projects）をサイン入りで販売する。