EXHIBITIONS

高橋秀+藤田桜─素敵なふたり

2019.07.06 - 09.01

高橋秀 冥想-白- 1976 世田谷美術館蔵

藤田桜 『ぴのっきお』(学研おはなしえほん第2巻第11号)原画 1971 岡山県立図書館蔵

 心をくすぐられる、生命感にあふれた有機的なフォルムの作風で知られる画家・高橋秀。いっぽう、布を自在に使った愛らしく表情豊かな作品で、雑誌の表紙絵や絵本を手がけてきた作家、藤田桜。

 2人は1958年の結婚をきっかけに世田谷に住み、60年代初頭から約41年間、ローマを拠点に活動。現在は、岡山県倉敷市の沙美海岸にアトリエを構え、互いに90歳前後となってもなお、自由闊達な作品を制作し続けている。

 本展では、最近作も交えながら、世田谷にゆかりのある作家2人の歩みと創作の軌跡を紹介する。