EXHIBITIONS

paper works : 池崎拓也、升谷真木子

池崎拓也 The Address on The Address 2019

升谷真木子 tokyo botanical garden #2 2019

 1980年代生まれのアーティスト、池崎拓也と升谷真木子の新作ペーパーワークを紹介する展覧会。

 池崎は、これまで身のまわりの日用品や風景を用いたインスタレーションや立体作品を発表。2018年よりニューヨークに活動拠点を移し、新しい文化の「吸収」と、自らのバックグラウンドを投影させながら制作を行っている。

 いっぽう升谷は、新宿御苑の植物園で見た花や植物を自らの日常に落とし込み、ビル群に囲まれ人工的な囲いの中で逞しく生きる植物の生命力を紙に写し取ろうと試みてきた。色鉛筆で描かれる繊細な作品からは、都市生活の中での感情の機微を、また大胆な構図からはあらゆる状況を飲み込み、乗り越えていこうとする勇敢さが感じられる。

 本展で池崎は、大都市のごみの多さに驚いたことから端を発し、自宅に届いた郵便物にニューヨークでは見ることのない南国の植物「蘇鉄」の葉や、故郷・徳之島を思わせる波、海のドローイングを施した新シリーズ「The Address on The Address」を展開。升谷は、スタンプの手法を用いたオーバーサイズのペーパーワークでギャラリーの壁一面を覆う。