EXHIBITIONS
青木野枝「天蓋」
工業用の鉄板を切りだし、つなぎ合わせる作業を繰り返して作品をつくり上げ、近年は石鹸、石膏など異素材の作品も発表する青木野枝が大型彫刻を含む新作を発表する。
ギャラリー・ハシモトでで2年ぶりとなる本展にあたり青木はレヴィ=ストロースの『神話と意味』にある「私は以前から現在にいたるまで、自分の個人的アイデンティティの実感をもったことがありません。私というものは、何かが起きる場所のように私自身には思えますが、”私が”どうするとか”私を”こうするということはありません。私たちの各自が、ものごとの起こる交叉点のようなものです。」という一節に共感したという。
新作は、作家が新たに感じ始めた「覆われるもの、覆うもの、覆われていく気配」の意識と視点から手がけられた作品となる。
ギャラリー・ハシモトでで2年ぶりとなる本展にあたり青木はレヴィ=ストロースの『神話と意味』にある「私は以前から現在にいたるまで、自分の個人的アイデンティティの実感をもったことがありません。私というものは、何かが起きる場所のように私自身には思えますが、”私が”どうするとか”私を”こうするということはありません。私たちの各自が、ものごとの起こる交叉点のようなものです。」という一節に共感したという。
新作は、作家が新たに感じ始めた「覆われるもの、覆うもの、覆われていく気配」の意識と視点から手がけられた作品となる。