EXHIBITIONS
磯村暖「LOVE NOW」
日本や訪れた土地で出会う移民たちの文化、宗教美術や物理学、SNS上の美学などをインスタレーションや絵画に作品化し、各パラダイムにおける異質なものを照らし出してきた磯村暖。2018年はARCUSproject助成による台北關渡美術や、タイのワットパイローンウア寺院での滞在制作のほか、新木場agehaで開催されたキースヘリング生誕60周年記念イベントでのコラボレーションや、香取慎吾の呼びかけによる「NAKAMA de ART」に抜擢されるなど、社会とアートを柔軟に繋ぐアイコンとしても注目を集めている。
磯村の直近2年間の活動を紹介する本展は、LGBTQや移民などをテーマとする重要なアートワークのひとつで、タイの仏教美術を再解釈したインスタレーションや、新作のドローイング作品、在日ネパール人との協働作《HOME PARTY, 2017》の再インストールや、当事として台湾での同性婚をテーマに制作した《Joss Paper for the lovers, 2018》、そこから展開された《LOVE NOW, 2018》を展示。かつての社会的な違和感を取り上げる作風から、LGBTQや移民、宗教といったキーワードを組み込んで制作を行う近年の活動までを総括する。
また本展は、「LOVE」が制約される現代の社会通念・パラダイムをアップデートし、不可能を可能にするための呼びかけでもある。
磯村の直近2年間の活動を紹介する本展は、LGBTQや移民などをテーマとする重要なアートワークのひとつで、タイの仏教美術を再解釈したインスタレーションや、新作のドローイング作品、在日ネパール人との協働作《HOME PARTY, 2017》の再インストールや、当事として台湾での同性婚をテーマに制作した《Joss Paper for the lovers, 2018》、そこから展開された《LOVE NOW, 2018》を展示。かつての社会的な違和感を取り上げる作風から、LGBTQや移民、宗教といったキーワードを組み込んで制作を行う近年の活動までを総括する。
また本展は、「LOVE」が制約される現代の社会通念・パラダイムをアップデートし、不可能を可能にするための呼びかけでもある。